パイン材の北欧かご/バスケット

北欧に古くから伝わるモミの木編みのバスケット。北欧では「スポンコリ Spankorg」と呼ばれる伝統技法で、木を木目にそって丁寧に裂き、薄いシートを作ってから、それを編み合わせていきます。とても時間と手間のかかる作業ですが、古くから伝わる伝統工芸の一つとして、現在も限られた職人により製造がおこなわれています。
材料は日本では「ノルウェーパイン」などとよばれるヨーロッパアカマツ（Tall）のパイン材です。北欧のパイン材は、とても寒い気候のため、ゆっくりゆっくり育ちます。そのため、他の地方のものと比べ目の詰まった美しい年輪の木になるのです。また、他地方のパイン材に比べ硬く、香りが高いのも特徴です。